賃貸物件からの引越しであれば、大抵の場合はクリーニング業者による大掃除が行われます。しかし世の母親たちは引越が決まれば必ずこう言ってきますよね。「お母さん、掃除手伝いに行こうか」って。クリーニング業者が入るから良いよって断るんですが、毎回来ます。まあ良いんですが。で、そうなると、引越屋さんに掃除道具一式を残しておいて欲しいと頼まなければなりません。ということは、結局掃除道具一式は自力で引越ししなければならなくなります。家具をどけた後の埃って、結構すごいんですが、あれってマナー的に掃除しなきゃいけないのでしょうか。でもクリーニングが入るのだから良いのではないか、適当に掃除するだけだったらしなくても良いんじゃないかなんて思ってしまうのは自分だけなのでしょうか。そんな考えが頭をよぎった後、その冷蔵庫があった場所の埃の塊をみて、いやそんなことはないだろうと考え直すのです。そこで少し調べてみました。実は、あくまで義務ではなくマナー的に、見せて恥ずかしくない程度には掃除をしておいた方が良いそうです。例えば、キッチンなら清潔感がある程度で、油汚れ等は専門業者の洗剤や機械で落としてもらおうというスタンスで。お風呂も同じようにカビは業者に除去してもらおうというスタンスです。床は掃除機で掃除した後、拭き掃除をして、足の裏が汚れないようにしておくのを目安に。壁や天井は埃をはたく程度で良く、ベランダも箒ではいておけば十分とのこと。特に室内で喫煙していたケースでは壁紙や天井にヤニがこびりついていることが考えられますが、それらも専門業者の特殊な薬剤が必要になる種類の汚れであるため、水拭きなどはする必要がないということです。電灯周辺の汚れなども同じく、普段使っていたところをあえて汚して残しておく必要はありませんが、大変なところ、大掛かりな汚れに関してはプロの手にゆだねるのが一番です。クリーニング業者が引越し当日あるいは翌日にすぐ来られるか分からないけれど、内見はいつ来るかわからないため、その時に「引越し直後でクリーニングはまだ」という説明で納得出来るレベルで清潔にしておくと大家さんへの心象が違うということです。大家さんの印象が良くなると、場合によっては敷金の返金額が大きくなる可能性もあります。大家さんも人の子ですから。内見時に見せて住みたくないと思わせるような状態では住まわせてもらった恩を仇で返すようなもの。徹底的ではなくとも、清潔感が見て取れるほどの掃除はしておくのが無難です。