・家電無料回収のウソとホント

家電は確かに転売できます。
数社ですが新興国向け輸出業者がコンテナで輸出している流通業者がいます。
ここでは一般的な古物オークションでも引き取り手がいないような物も引き取ってもらえます。
しかし、HDDレコーダーで500円
プレイステーション650円
ラジカセ50円
プリンター0円
パソコン(ペンティアム機)800円
といった程度の値ごろ感ですので、
何でもかんでも転売出来る訳ではありません。年式や状態により限定され、
古物商法や家電リサイクル法に縛られているので家庭から出る不用品は売れない物ばかりです。
軽トラックで回っている廃品回収業者のほとんどは個人事業者です。

廃品回収業者もトラックで庭先まで訪問して、
プリンター1個程度の回収を続けていては絶対利益は出ないのです。
家庭から出る不用品は軽トラにいっぱいに運び込んでも転売出来る物はほとんどありません。転売が出来ない不用品となった物はキロ50円~200円で処分しなければなりません。
家電集団回収日と告知し一日で転売可能な物だけを回収できなければ利益は出ないのです。軽トラで流しで回収している業者では非常に薄利になります。マイナス分はドライバー負担になる場合が多いので売れるかどうかわからない物はふっかけて値段を取る場合があります。

銅線ならキロ48円で買い取ってもらえます。
350kgの軽トラックにキロ48円の銅線が満載できれば1万6800円の売り上げになります。しかしトラックを1日動かすとガソリン代が5000円。
人件費が10000円
通常のまともな人材が仕事をすれば経費だけで15000円もかかってしまいます。
また海外の状況により買い取り方針の変更や読み違いで売れない物を軽トラックにいっぱい積んでしまうと処分費は35000円の負担となり経費と合わせて50000円の赤字になってしまいます。無料とうたっていざ呼ぶと有料になったというのはここが原因です。

貴方が要らない物は結局誰も要らないのです。

無料で回収しますは詭弁です。

エアコンは高く売れますが重量が重く外すのに技術が要りますのでこれも無料回収は無理です。

たとえば団地等で回収日を設けて回収する場合は人員も一人で済みますし、
お客を探してうろうろする必要が無いので交通費も安く済みます。
要らない物は積まなければいいだけですのでたぶん利益も出るでしょう。
当社では廃品回収の集団回収や流しの回収は行っていませんので詳しい数字はわかりませんが1か所あたり数千円程度の利益を出すことが可能でしょう。
この場合もあなたのお部屋から運び出すための人件費は出ません。

実はゴミのリサイクルに関連する業者は様々な種類があります。廃品回収、不用品回収業者、片付け業者、リサイクル屋、遺品整理屋など名称もいろいろですが。

軽トラックで廃品を回収して利益を出そうと思えばかなり人件費を圧縮しなければなりません。ある廃品回収業者では作業員が軽トラのレンタル料1日5000円を負担しなければならずその分を稼ぐのに必死だと言っていました。また、お客様がパソコン無料回収業者や古紙回収業者、空き缶回収業者などを個々に捜して、分別してそれぞれの業者に渡せばこれは安く処分が可能かもしれません。ただ、そのままですべて無料というのは無理です。分別と輸送には人件費がかかります。